「読書」の日記一覧

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地震のはなし

本「南海トラフ地震の真実」2023年8月・刊 小沢慧一・著 著者はジャーナリストです。 学者、それも地震学者ではありません。 この本は地震予知、予測の不正確さをレポートした本です。 直接、地震専門の学者に会って話を聞いています。 この本は、決して地震は起きないなんて言っていません。 要は予想するなんて出来ないと言っているんです。 地震の関係として思い出すのは関東大震災です。 1980年…

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「ヴィンヤードに吹く風(上)」読了

昨日日記を書き終わった後にamazonで見つけて注文。昨日中に届いた。amazon、あいかわらずすげー。 「ワインと自転車のトリセツ」「ただ、面白いだけの小説の時代は終わった」と帯にあるだけで全然内容がわからず不安だったが、とりあえず購入。 なるほど、小説の中にワインと自転車(競技)についてのうんちくをちりばめてるのか。 プロローグは主人公が(たぶん選手引退後)いいワインを作るが、「日本の…

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日記(記録)、13

昨夜も、カラオケスナックで過ごす。  (7時過ぎ~12時迄)。 午前中、「訪問介護」に立ち会う。 早めの昼食後、映画「パワーゲーム」を観る。  2013年米106分 ロバート・ルケティック(監督)  リアム・ヘムズワース、ゲイリー・オールドマン、  ハリソン・フォード、アンバー・ハード、他 宮本輝(1947年生)さんの小説、「潮音、91」を読む。  「文学界・2024・3月号」より 「科…

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イリーナ・ラトゥシンスカヤ『強制収容所へようこそ』双書・20世紀紀行、矢田雅子・片岡みい子訳、晶文社、四六判上製、572頁、1991年(原書1988年)、読了。

 矯正労働収容所(マーラヤ・ゾーナ(Малая Зона 小さな家:「女子政治犯ゾーナ」)の過酷極まる、1980年代ソ連・ロシア人による記憶されるべき収監記録、「灰色の制服」を着た女性たちの記録である。過酷な情況のもとで超人的な観察や分析に基づいて明らかにされる、ノンフィクション・細々した非人道的事象の数々に打ちのめされる。収容所の実態暴露、ある意味でKGBとの闘いだ。  まず、Wikipedi…

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長生きも芸の内

タイトルと作者名だけで本を選ぶのは難しいものですね。 「一人で生きて99歳」三条三輪 幻冬舎 というのが来ました、耳鼻咽喉科の女医さんで独身です。 自分の演劇団をお持ちで、指導もなさるしご自分も舞台に立たれます。 第1章ー不運が幸運になる"発想の転換" 第2章ー好き放題に暮らしながらの「美味しい生活」 第3章ー身体の異変は「やめて」のサイン。 第4章ー99歳になっても人生は最高。 第5章ース…

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日記(記録)、12(4月26日・金曜日)

「癒しのデイサービス福岡、大橋」に行く。  (午前中は、仮眠をとる)。 帰宅後、「薬局(脳神経外科)」に行く。 PM7時~11時迄、<カラオケスナック>で過ごす。  (お客さん全員、自宅まで送り届けて   下さるので助かる)。 CDで、「アート・ブレイキー&  ザ・ジャズ・メッセンジャーズ モーニン +2」を聴く。  アート・ブレイキー(ds)、ベニー・ゴルソン(ts)、  ボビー・ティモ…

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「自転車力検定」読了

これもamazonで見つけた中古本。 薄い本だが、読み終えるのに正味1時間ちょっとかかった。 自転車についての雑学について、4択の問題がページの最初に載っていて、その下はその解説等、答えは一番下のページ隅に小さく書かれてる。 本を開いたとき答えが見えないように指で押さえられるのがgood(笑)。 知ってる内容ばかりじゃないかと思ったが、時々記憶があやふやな項目もあり、100問中3問ほど間違え…

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ねむれ巴里 を読みました

金子光晴、明治大正昭和の人、彼の回想記。 ということで、時代は太平洋戦争の前。だんだん戦争に進もうとしている怪しい時代に、彼とその妻が花の都パリとその近辺で暮らした。多くの人と触れ合い、影響され、感じたままにその様子が書かれている。 当時ヨーロッパにやってくる日本人には、商売やさまざまな勉強で来る人、お金持ちに貧乏人、そしてただ日本を抜け出し当てもなく何かを期待してきてしまった人もいる。国費…

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日記(記録)、11

「訪問診療」に立ち会う。 定期の、「整形外科(リハビリ)」に行く。  (1週間に2回も行けたのは、久しぶり)。 CDで、「ソニー・クラーク クール・ストラッティン +2」を聴く。  ソニー・クラーク(p)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)、  アート・ファーマー(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、  ポール・チェンバース(b)1958年1月5日  ニュージャージーにて録音。 島田…

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「イングリッシュマン 復讐のロシア」 デイヴィット・ギルマン著

ロンドンでMI6所属のイギリス人、銀行役員が拉致される。実行犯はロシアが雇った傭兵。ロシアは銀行役員が持っているMI6の情報と金が欲しい。これに対し、イギリス側は銀行役員の奪還と拉致した人物の殺しをフランスに住む「イングリッシュマン」に依頼する。 実に迫力ある東西スパイの戦いがノンストップで展開される。 この小説を手にしたら、すぐに引き込まれ、結末まで本を放したくなくなってしまうだろう。 プ…