煌びやかなタツノオトシゴ



 2004年10月 娘とシンガポールへ旅した時 一日は日帰りでマレーシアへ行った

 国境で黒い肌の兵士が一人  自動小銃を持って立っていた

 そこを通り越して 車を乗り換えてから出発

 上下道の間には太いパイプが二本走り オイルとガスを輸送していると聞いた

 当時訪れたマレーシアは 長閑な田園地帯に建物が点在

 蒼い三州瓦のイスラム寺院もあった

 陳(たん)さんという 大阪弁のおばさんのガイドは
 いろいろと詳しく説明してくれた

 かなりの日本贔屓と見て取れた

 やたら山下大将の名を口にする 

 《山下 奉文 やました ともゆき》「