江戸時代の医者養成はどのようであったか?

後期高齢者となり、医薬の一般書を読むことが多くなりましたが、今NHkの金曜時代劇で「赤ひげ」を放映しているせいもあって下記の本を読んでみました。

「江戸時代の医師修行」梅原亮 吉川弘文堂、14年発行
上記についての古文書は少なく、越前藩の若者が京都へ医者留学日記以外は余り無く、その日記を中心として記載されている。ここでは自分なりに推測を加えて、まとめてみました。
1)幕府や藩は医療体制の整備に熱心では無く、幕府が小石川養生所や医学館を設置し、藩が藩校に座学(講義)主体の
医学所を設置したのは半分以下。
2)医療が盛んとなり、村医が多くなったのは、江戸中