amazonで見つけたのだが、表紙と裏表紙の写真があるだけで、内容の紹介が全然ない。帯も写真には写ってなかった。
タイトルとおじゃれな表紙から、渋谷での恋物語か何かかと思って購入してみたら、全然違った。
一応小説となっているが、作者自身の「家族をはじめ、身近にいた人びととのふれあいや私の体験をもとに、人間の貴さといとしさ、かけがえのない人生を描いたものです」(まえがきより)だって。
ただ、死別も含め別れが描かれているので、読後感はそれらの人々に対する哀歌の綿を強く感じた。
ちなみに自転車はほとんど登場しない。作者が共産党からの渋谷区議