【読書】京都なぞとき四季報

【読書】京都なぞとき四季報

題名:京都なぞとき四季報 「町を歩いて不思議なバーへ」
   京都なぞとき四季報 「古書と後階と銀河鉄道」
作者:円居挽


 ここ足掛け四年ほどの間に、京都へ六度も足を運んでいることになる。
 わりと同じ場所ばかりを訪れているので、さほど京都に詳しくなったとは言えないのだが、それでも何となく京都の地理関係が、朧に頭に浮かぶようにはなった気がする。

 そうなってくると、京都を舞台にしている物語を読む楽しさが増してくる。
 以前、「鴨川ホルモー(万城目学)」や「夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)」などを読