連載:「麺類の進歩と調和」21世紀版

谷崎潤一郎の小説に出てくる饂飩屋さん😸

サントリーウイスキーの山崎蒸留所まで歩いて3~4分。

京都府との境目、大阪府島本町にある、
谷崎潤一郎の小説「蘆刈」(あしかり)に出てくる
創業100年超えのうどん屋さん「かぎ卯」(かぎう)へ行きました。

小説では(谷崎は)、
ここで酒を二合ばかり飲み、狐うどんを二杯食べてから、
壜入りの正宗の熱燗を手に提げて
月を見るために淀川の渡しへ向かいます。

わたくしも、
狐うどん(750円)を一杯注文してみました。

柔らかくコシのある麺に肉厚のおアゲさん。
それに関西風の出汁が利いた熱く甘辛いおつゆ。
かなり美味しかった