福娘童話集に「桂川の餅屋の娘」と言う物語がある。
難産で子供を死産させてはならぬとお地蔵さまに願掛け。
ところがそこに他の地蔵さまが割り込んで来てこっちが先と。
やっと帰って来た地蔵さまが本当はお前の奥様は死産の運命と。
しかし長いこと待たせた礼に生まれて来る息子は助けてやる。

しかしその息子も１８才が寿命だが運命はいかんともし難いと。
息子は大きくなり１８才の誕生日は大荒れの嵐になってしまった。
止める親の言葉も聞かず飛び出して行った息子が茶屋に入る。
そこで最期の命と腹いっぱい食べたがお金が払えなくなる。
そこで借金の形に編み笠