動物と人間の愛には感動する
「お千代とオオカミ」と言う創作童話の一編に感動する。 お千代は貧しい農家の一人娘で山の麓で暮らしていた。 ある日山の峠のおじいに会いにトボトボと出掛けた。 途中で雪が降って来て登るに連れどんどん積もった。 まだ峠も見えない所で幼いお千代は力尽きて座り込んだ。 雪は容赦なく降り続けお千代の肩に積もって行く。 もう目も開けられなくなった頃に目の前に黒い大きな目。 それは大きな狼で座り込むお千代をじ…
「お千代とオオカミ」と言う創作童話の一編に感動する。 お千代は貧しい農家の一人娘で山の麓で暮らしていた。 ある日山の峠のおじいに会いにトボトボと出掛けた。 途中で雪が降って来て登るに連れどんどん積もった。 まだ峠も見えない所で幼いお千代は力尽きて座り込んだ。 雪は容赦なく降り続けお千代の肩に積もって行く。 もう目も開けられなくなった頃に目の前に黒い大きな目。 それは大きな狼で座り込むお千代をじ…
日経平均株価が4万円を突破した。高騰し続けている理由としては新NISAの導入や中国株に見切りをつけた投資家からの資本流入などがあるが、何といっても米国株の上昇が筆頭にあがるだろう。米国株が急上昇している最大の要因はエヌビディアなど生成AIに関連する半導体メーカーの躍進である。生成AIに関する期待感は異常なほど跳ね上がっている。AIが人間を超える日、「シンギュラリティー」はすぐそこまで来ているそう…
福娘童話集に出て来る貧乏な男のお話しなのだが。 悪い人間に騙されて貧乏になった男は借りた鍋を舐める。 それがウワサになり村に住めなくなった男は絶望してしまう。 狼にでも食われてしまおうと森に入るが狼は男を食べなかった。 悪い人間は食うが善い人は食べないのだと眉毛を置いて去る。 その眉毛を透かして見れば村の人間が皆動物に見える。 その中に長者が現れて「ワシも昔貰って騙されずに済んだ!」 長者がそ…
ゴーンゴーンと、12時 時計の鐘がなりはじめると、 シンデレラは 慌ててお城を後にしました。 硝子の靴を残して・・・。 ・・・馬車はカボチャに 馬はネズミに戻り シンデレラは 森を抜けて 何時間も 裸足で歩き うちに戻りました。 数日後、シンデレラを探す 使いの者がお城から シンデレラの家にもやってきました。 シンデレラの姉二人は 必死に ガラスの靴を…
福娘童話集に「桂川の餅屋の娘」と言う物語がある。 難産で子供を死産させてはならぬとお地蔵さまに願掛け。 ところがそこに他の地蔵さまが割り込んで来てこっちが先と。 やっと帰って来た地蔵さまが本当はお前の奥様は死産の運命と。 しかし長いこと待たせた礼に生まれて来る息子は助けてやる。 しかしその息子も18才が寿命だが運命はいかんともし難いと。 息子は大きくなり18才の誕生日は大荒れの嵐…
FMラジオの夜番組で幼児向け童話の時間がある。 たかだか15分くらいのお話しだがなかなか深いことも。 昨夜は「毒の粉」と言う内容で嫁が姑のイジワルに毒を盛る。 和尚さまに言われた通りにしただけの話だが注意もあった。 「飲ませる時は優しくな!気付かれたらお終いだぞ?」 それで帰ってから毎食時に毒を混ぜたご飯を出した。 言われた通り優しく声を掛けお掃除の時も丁寧にやった。 しばら…
童話を聞いていてハッ!とする時があって楽しい。 今回は「やまんばとスズ」と言うタイトルだったのだが。 聞き進むに連れて”これってシンデレラじゃん?”となる。 お祭りから急いで帰る際に片方の草履を失くしてしまう。 後日長者さまの家来が持ち主を探しに来てハハ~ン! 母は再婚でまま母それに連れ子も居てスズをいじる。 掃除・洗濯に料理と家事を命じられるがシンデレラと同じ。 シンデレラに…
わたしは、作詞を30年以上続けている。子供向けの歌が多い。職場の音楽の先生と組んで、音楽会や発表会用に詩を書いてきた。 音楽の先生も職場を退職され、わたしも退職した。オファーがあると俄然ファイトが湧く。早書きが私の特徴だった。 全国の学校で演奏(歌うことも演奏という)されている。 町の合唱団の周年記念の組曲も書かせてもらった。作詞は 曲がついて生きる。 ネットの作曲家から声…
昔話の一節に「海賊だった和尚様」と言う童話がある。 若い頃無茶をして海賊になり人を殺めたことがある。 その経験から修行をして坊さんになり村寺に来た。 ふと訪ねて来た旅人が昔海賊に殺されかけたと話した。 和尚さんは自分が海賊だったことを告げその経験を話す。 坊様の乗った船を襲い手下が若者を海に投げ込んだ。 残った坊様も投げ落としたが何度も海面に浮いて来る。 海賊はそこで海中で坊様…
有名な昔話に「舌切り雀」があるがその結末が恐ろしい。 爺さんの留守中助けた雀の舌を切ってしまう婆さんも怖いが。 婆さんの最期は大きな箱から出た化け物に食べられてしまう。 舌を切られる段階で相当キモイのに最後の最期がこれでは。 遺された爺さんははてさて一人ぽっちになってしまった。 ・・・とここで”何も婆さんを殺さなくったって!”と思う。 子供相手に寝間で読み聞かせるお話しなのにこれ…
童話は読んでほっこりする場合が多いがスカっとはしない。 それがこの童話の最期はしっかりスカっとさせて貰えた。 貧しい家の幼い娘が遠くのお金持ちへ奉公に出された。 そこのお上さんがイジワルな人で娘をこき使った。 娘は泣きながら過ごしたがある日祭りでお面を買った。 お母さんの顔にそっくりだったので辛い時は見て泣くことに。 イジメた後で娘が押入れに行くのでお上さんが探して見付けた。 …