沼野恭子「戦時下の詩人——スリヴィンスキー氏との対話」(『図書』2024年5月、第905号、pp.2-5、岩波書店)、読了。

 2023年12月28日に愚生の読書寸感で取り上げたオスタップ・スリヴィンスキー作/ロバート・キャンベル訳著『戦争語彙集』に関連して、本日入手した『図書』にロシア文学研究者・沼野恭子氏が2024年1月に来日した著者スリヴィンスキー氏との対談を紹介しておられるので早速読んでみた。
 小見出し:「語彙集」誕生の触媒/意味の変容/芸術の存在意義
 愚生にとって刺激的な新見が多々見られた。うっすらと残る読後感を揺さぶり起こす。4ヵ月ぶりに『戦争語彙集』を手に取る。
(2024.5.1.)

カテゴリ:アート・文化