ひとり夜に考え込んで時間をだらだらと過ごすことが多い。このごろは、宇宙の広さについてしきりに考える。はたして人間は宇宙の広さに匹敵するような、限りない大きさについて、正しく把握できるのだろうか、きちんと考えることが出来るのだろうか。 生命が地球に誕生してから、生物は進化を遂げて今現在、人間という種(かなり生意気で身勝手な種)に到達したと考えられる。 この生命が始まったところでは、いっ…
命って何だ? 生きるって何だ? 自分って何だ? 最近そんなことばかり考えている。 ネットの中で解剖学者の養老先生が言っていた。 人は誰もが自分の身体は自分のものだと思っている。 だからピアスで穴を開けたり、刺青をしたり、 極端な人は自分を殺したりする。 自分の身体を自分で勝手にしてどこが悪い・・ と言う風潮が最近特に強まっている。 もともと身体は自然現象の一つとして作られ、 いつの間にか自我…
生命が誕生したことの奇跡的な稀有さにたいして、多元宇宙論による説明があります。 宇宙が生まれてから、多くの可能性の分岐点があって、それぞれ異なった宇宙が無限に生成され続けている姿を考えるのです。 たまたま地球が生まれ、生命が育まれたことも、その分岐の一つであり、われわれはその中で生きている宇宙に属しているわけです。しかし生命の生まれない宇宙が、無限にあるのだと説明します。 われわれは生命の生ま…
今年三月に書いた私の日記「余命」の彼、義弟(妹の旦那)が先日他界した、余命一年と宣告されてから僅か四か月、あまりにも短い時間だった、そして六十半ばと言う若さ、判事を退官して、これから第二の人生をと言う矢先にその大切な命を奪われてしまった。 覚悟はしていたと思う妹も予期せぬ早い落日に、多少のうろたえは隠せぬ様子だった。 こんなご時世、家族だけで荼毘に付せ、その後連絡をしてきた次第で、彼女自身…
心理学は周辺部を回っているだけで 核心に至っていないということを再確認したのだが、 では自分はその核心をつかんでいるのかというと まったくできてはいない。 本や宗教者の話をいくら聞いても 知識としてわかっているだけでは なんにもならない。 人への絶対的信頼の欠如が 人間関係や生きずらさの根本の原因であり、 それを得ることが不可欠だというところまで わかった。 人への信頼感とは 世界への信…