「俳句・日記」の日記一覧

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気まぐれ一句(老鶯)

>老鶯や杣を漂ふ雨後の靄 >大釘を打ち掛けて聴く老鶯  >老鶯の声や和田野の森に来て    白馬山ろくの仕事も土曜日を持って終了した最後の日でした 雨が止んだころ鶯が啼いています、老鶯です 鶯が長い間ご苦労様ですと言っているかのようです。

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気まぐれ一句(郭公)

>郭公に目覚め清しき信濃かな 我が家の電柱にきて毎朝郭公が啼くこの近辺を縄張りにしているのだろう、目覚まし時計のように決まって啼きに来る、托卵するカッコウは、ずる賢くて残忍な鳥などと言うが、万緑の増して来るにつれ鳴声がコダマする、目覚めの気持ち良い朝です、「郭公のないて晴天をうたがわず 大串章」まったくその通りです。今日は前の田圃の田植えと聞いてます早速機械音が聞こえます、郭公も何処え飛んで行…

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気まぐれ一句(雨蛙・青蛙)

>あまがえる啼くも当たらぬ予報官 田圃に水張れと青蛙が啼く五月と言うのに真夏日の気温、 カエルの体も乾ききっています、雨が欲しいのでしょう草陰で啼いています、雨蛙が鳴くと雨が降ると子供のころからそう思っていた今もそう思っています、降りそうで降らない雨,粗鋤の田圃が乾ききってコチコチになっています。

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気まぐれ一句(筍)

>たけのこの煮えて十時のお茶の声 だし醤油に鰹節で味付けした簡単な筍料理、前もってあく抜きしておいたらしい、厨から鰹節の良いにおいがしていた、暫らくすると(お茶にしようかか)と妻の声・・・・

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気まぐれ一句(短夜・明易し)

>稚だけば乳の匂いよ明け易し (やや) 赤ちゃんを抱く機会はほぼ無くなったが、自分の子にかぎらず 赤ちゃんはミルクの匂いがした、昔は人前でも母乳を与えていた 光景を思い出す。

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気まぐれ一句(夏蕨)

>朝市や婆がじまんの夏蕨 今年は沢山食べさせて頂きました美味しかった。

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気まぐれ一句(夏魚・鯒)

>野良猫に漁師分けやる夏魚 >島漁師猫に与える鯒の粗 猫島の漁師さん達は水揚げされた魚を猫たちに分け与えます 共存共栄とでも言うのでしょうか、鼠による被害から守ってくれる猫たちにお礼と感謝気持ちだそうです。 昔島で収穫した穀物や漁具など鼠による被害が多く何千にも及ぶ猫たちを島に迎え入れたといいます。今では、その猫たちが生き残り、繁殖をしつづけたことによって、猫がたくさん増えたといわれています…

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気まぐれ一句(麦秋・麦の秋)

>麦秋の里へ向変ふ風見鶏 風見鶏は屋根の上部などに取り付けられるもので、下部には東西南北の四方位が十字型で示されており、その十字の中心部分に取り付けられた鶏の向く方向によって風向を知ることができる。また、警戒心が強い雄鳥の習性から魔除けの意味あるいはキリスト教の教勢の発展といった意味も持っているといわれる。なお、装飾部分については鶏以外の動物や乗り物などをかたどったものもある(馬をかたどった「…

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気まぐれ一句(夏帽子)

>犬二匹ともに淑女の夏帽子 通勤の工事現場の駅裏に犬と散歩されるかたを見かけます 犬と関わる俳句は山ほどあって類句になってしまう可能性はあると思います。強い日差しから身を守るつばの広い帽子、女性に似合います。

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気まぐれ一句(初鰹)

>選りすぐる地酒一本はつがつお (えりすぐる) 昨日の夕食に旬の初鰹を頂いた、妻が私のために思い切ったと言う 思い切るほど高くはないが、まずは目で楽しみ,おもむろに冷酒を頂く、初鰹は「色艶が良いね」妻と話しながら、やっぱり旨い

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気まぐれ一句(若葉)

>アルプスの眩しき信濃山若葉 信濃は信州の別名 信州は海なし県、何処に居ても360度山ばかり 南に南アルプス、中央アルプス、北に北アルプス 我が町から見える北アルプスの残雪が朝日に輝く、 山々の薄緑と真っ白なアルプスとのコントラストが 美しいです。

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気まぐれ一句(菖蒲湯)

>菖蒲湯や関取のごと湯を溢す 菖蒲湯は5月5日の端午の節句の日に、ショウブ(菖蒲)の根や葉を入れて沸かす風呂のことで、年中行事のひとつ。銭湯の湯船に菖蒲が浮かぶ、なんと大きな男が入って来て湯がザーと溢れた、排水溝に吸い込まれる湯が渦を巻きチューチュー鳴りだした、何時までも残した行事ですね。

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気まぐれ一句(寿司)

>寿司皿を重ねて高し御足かな  毛呂  前回の「寿司」二作め、これって川柳、俳句どっち 自分で作って分からなくなってきました、俳句のつもりなんです (御足はお金のこと) 若者はどんどん皿を積み上げてゆく お金の事を考えて食べているのかな? 年寄りはこんなつまらん事を考えながら食べている

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気まぐれ一句(冷素麺/冷麺/索麺冷す/索麺流し)

>昼でなし夕餉でもなしひやしめん 日曜日は決まって外食を兼ね日帰り温泉に行く、エネルギーの消耗が少ないので食事もそこそこで済ます、大型連休も終わりです、火曜日から厳しい仕事が待っています、令和の初仕事となる、俳句をひねる時間が制約されるが仕方ない。

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気まぐれ一句(ライラック・リラの花)

>ひこばえてフェンスに突き出すリラの花 日帰り温泉に行く途中にライラックの花を見つけた、大きな株ではないが薄紫の花がとても新鮮です、アルミ製の垣根の格子からニョキッと飛び出す花房、風に揺れる様子は車窓から子供達が手を振っているようです、「危ないから手を出さないでー」て言ってしまいそう・・・   5月4日

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気まぐれ一句(寿司)

>寿司ねたに迷いしタッチパネル哉 (連休一大イベント妻と回転寿司) 妻は気の合った友人と時折出かけるようだが、私は何年振りかに寿司外食を強いられてスシロウーまで行く事になった、何とこれが寿司屋かと思うぐらいの品ぞろえに仰天、ラーメン、うどん、スイーツ、これは何だ、まで何を食べたいのか迷ってしまうのだ、おれは寿司を喰いに来たはず・・・ややっこしいタッチパネルの操作にまごついている自分を妻が馬鹿に…

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気まぐれ一句(春炬燵)

>老い二人猫も寄りつく春炬燵 初夏と言えども信州はまだ晩春、今朝の室内温度は12度 勿論炬燵、ヒーターはそのままにしてあります、「夏炬燵」 こんな季語を作ってしまおうか(笑い)我が家の猫の眠る時は雌3匹は猫つぐらで雄猫一匹は火の気のない炬燵に潜り込み炬燵猫になっています。