1965年、美しい歌がアメリカで生まれた。 エーデルワイスという小さな白い花が持つ永遠の命を讃え、祖国を見守るようにと願う歌。 第二次世界大戦が終わったときには、父は時の流れだったといっていた、誰もが本心では無い国策だったと言い、嬉々として民主主義をかたった教師は、教え子を戦場に送った事すら忘れたかのようだった。 易々と支配者の言葉にしたがい忖度し、良心を売り、命をさへ失うアブナイ国。三権分…
どなた様にも、読んでこられたた本の中で、とりわけ印象に残っている本が何冊かあることでしょう。 魅入られるように朝まで読んでしまって大変だった本。 思い出がいっぱいの本。 人生の道しるべになった本。 断捨離などというものをやって、捨ててしまった本を、また買ってきて読み直しています。とても愛おしくて、ゆっくり ゆっくりと味わいながら 行きつ戻りつ読んでいると、以前印象に残った場所以外に…
童話が好きです。 今まで読んできた本の中でも、飛びっきりの1冊が、この「ムギと王さま」です。作者は、ロンドン生まれの、エリナー・ファージョンさん。 昨日のこと、ふとこの本を手にとって気が付いたこと。 本の名前は ムギと王さま となっているのに裏表紙には THE LITTLE BOOKLOOM となっているのでした。 タイトルの「ムギと王さま」というのは、この中の最初の作品の名前で、「THE K…