連載:4回目のボデー。

4回目のボデー、その2.

  5.散弾銃のスナップショットと言う考え方。
合理化の話で、銃の照準を例に挙げましょう。当時はまず銃を正しく肩に付ける事から始まると、考えられていました。銃は目標に正しく向けて、狙わなければ当たりませんが、それにはそれなりの長目の時間が必要です。具体的には2~3秒です。

突然獲物が目前に出現した時、射程距離がMax50ⅿの短い散弾銃では、獲物が射程外に飛び去るまでの時間は僅か2秒以内です。獲物が飛び出してから、撃って良い鳥である事や周辺の安全を確認し、安全装置を解除して銃を肩に付け、照準をするには通常2~3秒以上を要します。

練習を繰り返しても時間