いま、やってる題名のない、指揮者、出口大地、左手の指揮者。すごい。オーケストラで感情を表現している。楽譜通り歌えばうまいという歌手は充分でなく、ボイトレでも、どんな気持ちで歌うのかをいつも聞かれます。表現するって、そうなんだなぁ。

チェリビダッケ　1912　1996 ショルティ　　　1912　　1997 ヴァント　　　　1912　　　2002 ザンデルリング　1912　　　　2011 クーベリック　　 1914　1996 ハイティンク　　　1924 2021 チェリビダッケは徹底した磨き上げで聴かせる ショルティは明るくダイナミックな音響が持ち味 ヴァントは隅々まで作曲意図を突き…

いわく、これから自殺する作者が爆演を 意図する筈もない、クルト。マズアの解 釈が妥当だ、とっ。 そこまでは思っていなかった。　音楽と して妥当な印象、考えながら、受容しな がら聴いていられる好みの演奏スタイル だっただけ。 でも、嬉しいね。

コロナ禍でコンサートに接する機会が得られない中、音楽に関するあれこれの本を読んでいますが、最近読んだ指揮者とオーケストラに関する二冊の本は出色です。 一冊は、現役の指揮者が著わした「指揮者は何を考えているか」。 もう一冊は、その指揮者の下で演奏する主体について書かれた、その名もずばり「オーケストラ」。 「指揮者は何を考えているか」は、アメリカのベテラン指揮者ジョン・マウチェリが、指揮者の解…

驚いている。　晩年、フリーになって自分の 音楽を確立しようとはしなかった事を残念が っていた。　どうなんだろう？　ラフマニノ フSY２番のCDを聴いて、そう言えるのなら オイラには到底理解できない人なんだろう。 彼の凄いところは、長ったらしい叙情表現で 、聞き飽きてしまいそうな作品であっても、 最後まで聞かせてくれる舞台芸にしてくれる とこ。　指揮者は異なるがボカリーズの編曲 版もそうだ。４６年…

魔段の射手、初版LPで知ったがCDを聴くに および受け付けない事がわかった。　オペラ ではともかく、Br、Beでは聴いていられなか った。　 それに依れば、逝去前２０年間、新たな取り 組みをしていなかったのだとっ。　だからC Dで聴く多くがつまらなかったのか。　疑問 は、クーベリックで聴いた魔段の射手がカル ロスのそれ（２２歳の自分が感動した）を遥 かに凌駕していることだ。　クルト、クーベ リッ…

春先から最近に掛けて読んだ２人の指揮者の自伝に感銘を受けました。 その２冊とは、「ヘルベルト・ブロムシュテット自伝」と「ウォルフガング・サヴァリッシュ自伝」です。 私はお気に入りの演奏家の伝記や著作を読むのが好きで、これまでにも往年の巨匠から現役に至る色々な指揮者のものを読み、それぞれの演奏に聴くものに通じる深く動かされるものを感じてきました。 今回読んだ２冊は、それらにも勝るとも劣らない…

今晩のBS日テレ「恋するクラシック」に、高校の後輩で、指揮者のものまね芸やってる芸人の「好田タクト」が出演します。 クラシック音楽が好きな方、ぜひ見てやってください。 今晩９時から、BS日テレです。 http://www.bs4.jp/ http://www.bs4.jp/koisuruclassic/

地元の中学校でクラス対抗合唱コンクールを聞いて来た。 １～２年生１４クラス分まで聞いたがひとつだけ違和感。 指揮者の手が歌とまったく合わず良くこれで歌える！ 伴奏のピアノがリードをしているのかも知れないが。 目を瞑ればどうってことも無い演奏なのだけれど。 違和感の元は後ろから見える手の振りがおかしい。 何がおかしいのかって手が上に来た際にクルリと回す。 それが真ん丸い円を描くようでどうしてそう…

かつてロシア革命後のソビエトで、Persimfans（ペルシムファンス）という指揮者のいないオーケストラが、1922年から1932年まで活動していた。名前の Persimifans は、 Pervïy Simfonicheskiy Ansambl' bez Dirizhyora (First Conductorless Symphony Ensemble、指揮者のいない最初のオーケストラ）の略で…