連載:心理学

「いい自己紹介」から「いいおつきあい」>日米の例


「所属+名まえ」の日本人。
「初めまして。(名前の知れたお嬢様学校の)S女子大学のN・N子と申します」。
なるほどに、無名でない大学名までくっつけて自己紹介するのはなにゆえにと思いつつも、ともかく「どうも」とわたしは返事する。

ついでに韓国人の社会人大学生がアメリカ人の女子学生に自己紹介するのを聞いた。
「私はM・Mで、韓国陸軍の(少佐だかなんだかの肩書き)X」というのを横で聞きながら、アメリカ人学生の白けたような顔をみた。
なるほどに、自分の肩書きまでくっつけて自己紹介するのも韓国流か思いつつも、なんだか自分をえらそうにみせる気配(けはい)を感じて