「短歌会」の日記一覧

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公民館短歌会 196 (2249)

2005年から始めた岐南町南町民センターでの短歌会も回を重ね、いつの間にか200回に近づいてきました。昨日の歌話は、日経新聞の日曜日のコラムに書かれている日本語学者の今野真二氏の「梅から桜へ」を取り上げました。奈良時代は花と言えば梅であったのですが、平安時代になると花は桜を意味することになったことをうまく表現されていて教材に使用しました。  この日は久しぶりの食事会で、話も弾みました。「多きち」…

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公民館短歌会 175 (2228)

 昨日は一気に春が近づいたような温かい日和の中で、いつものように岐南町南町民センターで短歌会を開きました。昨日の歌話は、大河ドラマの影響を受けて、紫式部の歌を取り上げました。その前に伊勢大輔のよく知られている歌にも触れました。今の季節にも合うので、 いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな  この歌は落語のモチーフにもなっているようです。落語と言えばどうやら岐阜が発祥地らしく、策伝大…

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公民館短歌会 174 (2211)

昨日は、予定通り町民センターでの短歌会を開催しました。息子が帰省してくれていて、午後の放送大学英語サークルにも車でスムーズに移動できました。  月見草誌も仕上がり歌会にも間に合いました。35号の作品鑑賞では紫式部の歌をとりあげていたことから、前回の続きのお話を少しして、室町時代に良い初夢を見たいと言うことからできた回文和歌を取り上げました。 長き夜の遠の睡りの皆目醒め波乗り船の音の良きかな …

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公民館短歌会 193 (2195)

昨日は寒さも少しゆるみ、好天に恵まれました。いつものように岐南町南町民センターで短歌会を開催しました。歌話は、NHK大河ドラマにあやかり、紫式部を取り上げました。源氏物語だけでなく、歌人としても有能な女性です。百人一首の中にも選ばれています。夫となった人は遠縁のかなり年上の人でした。三年ほどで未亡人となり、その後源氏物語を執筆します。一人娘の大弐三位の歌も式部の才能を受け継いで、歌の素養があり、…

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公民館短歌会 192 (2172)

昨日は冬の雨の降る日でしたが、予定通り南町民センターでの短歌会を開催しました。この日の歌話は、清少納言の父親の清原元輔の百人一首の歌を取り上げました。無論、清少納言の歌も。元輔は当時優れた歌人で梨壺の五人の一人でした。その父親、つまり清少納言の祖父も著名な歌人でした。清少納言はとても及ばないと歌より散文を書こうと、枕草子に取り掛かったのです。  今年も伏屋さんに手作りカレンダーを頂きました。来…

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公民館短歌会 191 (2155)

昨日は前夜の雨が降り残り、初冬らしい寒さでしたが、予定通り公民館短歌会を開催しました。10/29の第29回古今伝授の里短歌大会にペア部門で、郡上市文化協会賞に入選され、表彰式に出られた伏屋さんの報告がありました。お知り合いの旧県庁職員から花束も受けられ、思い出深い表彰式となったようです。(作品は10/21)  式の後で、選者の一人から伏屋地区の明治時代著名な歌人・伏屋寒梅について尋ねられ、い…

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公民館短歌会 190 (2137)

昨日も予定通り公民館短歌会を開催しました。急用で二人欠席でしたが、食事会には一人は間に合い、何とか開催できました。先月から伸びていたことからこれ以上の延引は許されなかったのです。Mさんはコロナからも恢復され、元気になられました。月末の町文化祭の作品についても、決めねばなりません。 今月の歌 コスモスを大量に買ひ飾る吾部屋の中にも秋を招けり   Kさん  歌会終了後は、予定通り久しぶ…

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公民館短歌会 189 音楽療法11 (2122)

昨日は午前中は短歌会、午後は、ミニバイオリンコンサートと忙しく過ごしました。バイオリン奏者の濱島先生のご親戚にご不幸があり、一日延期となったのです。  短歌会は、Mさんがコロナ感染のためお休み。歌話は、百人一首の元良親王について。有名な澪標の歌の作者です。しかし、この親王は女性関係が半端でなくて、名前が分かっているだけで24人。そのほか「女」とのみ記す例も複数あるといいます。今なら問題ある…

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公民館短歌会188 (2090)

梅雨も明けて猛暑の日々が始まりましたが、昨日は188回目の岐南町南町民センターでの短歌会を開きました。白内障の手術で二カ月お休みされていたHさんも元気になられ参加されました。10月末には今年も町文化祭が開かれますので、次回の9月歌会には提出作品を決めていただく必要があります。8月は夏休みです。  ところで会員は北海道、九州、信州と出身は日本各地に及びます。クマゼミの鳴き方が岐阜や、九州では…

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公民館短歌会 186 (2052)

岐南町南町民センターで短歌会を始めて何年になるでしょうか。スタートしたのは平成16年ですから、いつの間にか20年になろうとしています。鬼籍に入られた方も多いです。  昨日は激しい雨の中でしたが、予定通りすすめました。やはりあの雨ではカートを引くのも無理のようで、最高齢のHさんは欠席。作品は添削して次回お渡しすることにしました。  歌話は、天田愚庵を取り上げました。江戸末期から明治にか…

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公民館短歌会 185 思わぬ救急車  (2037)

 昨日の短歌会は会員さんの都合で一週間遅れで開きました。会も後半に進んだところで、公民館の前に救急車が停車。騒然となり歌会は中断。この岐南町南町民センターを使用して、17年。初めての事態です。昨日は私たちのほかに保育園の園児たちが使用していました。やがてタンカが運ばれましたが、救急隊員の腕に園児が抱えられて目の前を過ぎました。そして、20分ほど経過して発車。  歌会終了後管理人に聞くと、園…

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公民館短歌会 184 (2015)

昨日も季節外れの暖かさの中で、短歌会を開きました。早いさくらたよりもちらほら聞かれる頃となりました。先月は天体ショーもあったらしいのですが、見逃していました。2/21は、細い月の下に木星と金星が金の雫のように並んでいたそうです。3/3は、月は半月前より大きくなり、金星と木星は上下入れ替わり、寄り添っていたようです。日没に西の空を眺め、確認されたとか。  別の天体ショーもあり、友人が教えてく…

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公民館短歌会 183 (1998)

 昨日は予報通り寒い日でしたが、好天に恵まれました。毎月の短歌会もたんだん高齢化して、Hさんは体調不良でようやく教室までたどり着くという具合で、来月からはラインで短歌は投稿できても、欠席の予定。春先また元気になられ、顔を出してくださるよう祈っています。  昨日は、月見草34号の訂正事項から。毎年どこかに不備が出るのは残念ですが、奥の深い短歌の世界です。  歌の添削に入る前、NHK朝ド…

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公民館短歌会 182 (1979)

 昨日も寒い日でしたが、予定通り今年初めての短歌会を開催しました。骨折で長く休まれていたHさんも回復され、お元気な姿を見せて下さいました。昨日とりあげた歌人は、福岡出身の幕末に活躍した大隈言道。10年ほど前、幕末は橘曙覧(たちばなのあけみ) を取り上げましたが、この歌人ははじめて。彼は、緒方洪庵など医師との交流があったため、こんな歌も作っています。 徒にわが身フルゴロオトガラス水に虫ある事…

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公民館短歌会 181 (1959)

昨日はとても寒い日でしたが、今年最後となった短歌会を開催しました。体調不良と怪我で欠席者が二名あり、寄せられた歌も少なかったので、添削教室の前に、源実朝の「金槐集」を取り上げました。あと少しで大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も終わりますので、このテーマとしました。30年前に買った文庫本の「金槐集」を久しぶりに開き読みました。  気になるのは、公暁の読み方。昔学校で習ったときは、実朝を暗殺したの…

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公民館短歌会 180 (1945)

昨日は秋らしい好天の中、短歌会を開催しました。今月の皆さんの作品の中で、多く歌われたテーマは、信長まつりと皆既月食でした。こんな話題性のある月はめったにないです。文化祭より楽そうな雰囲気でした。  それだけ信長まつりは盛り上がっていたということでしょう。一緒に祭に登場した伊藤英明の影のうすさにも同情されていました。英雄の影にすっかり隠れてしまったのです。キムタクがノーギャラであったことも嬉…

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公民館短歌会 179 (1926)

昨日は、秋らしい好天に恵まれた一日で、予定通り公民館短歌会を開催しました。今月末の3年ぶりの文化祭に合わせて、出詠作品を決めて、目録を作らねばなりません。3年間の作品から選ぶことになっています。会員二人は明治神宮献詠会に入選されていますので、その作品を出していただくことにしました。よい記念になるからです。地方の短歌大会と違い、出詠料も無料ですし、しかも記念品までいただけますので、競争率も高く、全…

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公民館短歌会 178 (1906)

8月は毎年短歌会は夏休み。昨日はまだ残暑が厳しかったのですが、二ヵ月ぶりに開催しました。メンバーで一番若いKさんの歌を見て、病後を心配していたのですが、すっかり完治しお元気な姿を見せてくれました。今月の歌は 右手首管を通して二時間余医師の声聞き救はれし吾     Kさん  突然午前四時に心臓に激痛が走り、救急搬送されましたが、処置が早くて少しの入院で済んだそうです。日頃は血液サラサラ…

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公民館短歌会175 (1841)

昨日は午前中は公民館短歌会、午後は、餐燦の会と多忙に過ごしました。短歌会で添削の前に過去の歌人にスポットをあてるのですが、昨日は明恵上人を取り上げました。鎌倉時代の僧侶で、今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公の北条泰時が帰依したという逸話がありますが、果たしてそのことを脚本家が話題に取り上げるかは、今後のなりゆきで分かりません。明恵上人は、あかあかと・・・の月の歌で知られていて、修行…

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公民館短歌会 174 (1820)

昨日は二ヶ月ぶりに公民館短歌会を開催しました。3月はコロナ禍で閉館。でもこれからは多分継続できるだろうということで、公には規制しないという見解です。暑い日がしばらく続きましたが、昨日から元の寒さに戻りました。気温の変化が著しくて体調管理が必要です。  二ヶ月分で、歌の作品が50首以上届き、時間不足となり、歌人の話はひとまず休止し、短歌添削のみとしました。Hさんのプーチンの歌のところで、ウクライ…